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補聴器とは

補聴器の機能

補聴器の機能

補聴器は単に音を大きくする拡声器ではなく、数多くの機能が搭載されています。

機種によって様々な機能が搭載されています。

補聴器には基本的な機能の他に、より快適に聞き取ることができるよう、機種によって様々な機能が搭載されています。

一昔前の補聴器は構造も単純で、それほど多くの機能は搭載されていませんでした。
現在の補聴器は、小型で目立たないだけではなく、幅広い聴力に対応するパワーと、雑音を抑えて、より会話を聞き取りやすくするなど、一人ひとりのニーズに合った聞こえをさらに実現できる機能が搭載されています。
以前に補聴器を試してみたものの、あまり効果を実感できなかったという方も、快適機能が満載な補聴器の音を聞いてみてください。

補聴器に搭載されている主な機能

難聴の方が感じる、様々な聞こえのニーズに対する機能一覧です。

補聴器の音質、快適性と言葉の聞き取りに関する機能

周波数帯域 数値が高いほど高音域の音をより自然に再現でき、言葉の理解度や音質の向上が図れます。
スピーチガード機能 会話の際に声のリズムやアクセントなどの詳細な違いを捉えて処理します。
ハウリング抑制機能 しゃがんだり、硬いものを噛んだり、帽子を深くかぶった時に起こりやすいハウリング(不快な音漏れやピー音)を防止します。

ハウリングシールド

不快なハウリングを強力に抑え、会話音声の聞き取りを保護する機能です。ハウリングが起きた場合でも強力に抑制する一方で、会話や音楽があるときは聞き取りを妨げないようにするため、常に心地よく快適に聞くことができます。

両耳ダイナミックハウリングキャンセラー

不快なピー音を防止し、さらにピアノやベルなどの高い音に対しては最適化せず、聞こえを確保します。

ダイナミックハウリングキャンセラー

言葉の聞き取りを犠牲にしないで、不快なピー音を防止します。

音の方向の捉えやすさに関する機能

音空間認知機能

音空間認知機能プレミアム

左右の耳につけた補聴器が超高速で通信し、瞬時に周りの音環境を分析して人が本来持つ音の方向感覚を取り戻す能力を引き出し、会話の聞き取りを助けます。

音空間認知機能アドバンス

両耳高速通信により、周りの音環境を分析して音の方向感を捉えやすく、騒音下での会話の聞き取りを助ける機能です。

音空間認知機能2.0

両耳高速通信によって音の方向感を捉えやすくし、騒音下での会話の聞き取りをより良好にします。

両耳処理機能 両耳の補聴器が高速通信し、連動することで聞き取りを向上させ、音の広がりを正確に把握できます。
両耳バランス機能 両耳の補聴器が連動して、指向性や騒音抑制など自動機能のバランスをとります。
両耳同期機能 プログラム切替やボリューム調整を、片方の補聴器の操作で左右両方同時に設定できます。

個々にあわせた調整機能

プロファイル・アイデンティティ数 補聴器の動作や自動機能の速度を、一括調整できる数を表します。聴力レベルや年齢、装用経験、聞こえの好みに合わせて決定します。
プログラム数 必要に応じて設定できるプログラム数を表します。(テレビ用、電話用など)
チャンネル数 補聴器が対応する周波数帯域や音をきめ細かく調整できる度合いを表します。
自動アダプテーション・マネージャー フィッティングを行ったその日から、よりよい聞こえに向けてスムーズにユーザーが慣れるように、自動的に少しずつ補聴器の音を調整します。
ボリューム学習機能 さまざまな場面でのボリューム操作を分析・学習し、環境に合わせてボリューム調整を覚える機能です。

 

  • 上記内容は、オーティコン補聴器の内容を参考にしました。
  • 全機種に、全ての機能が搭載されているわけではありません。
  • 補聴器は適切なフィッティング(調整)により、効果が発揮されます。
  • 装用者の聞こえの状態によっては、効果が異なる場合がございます。

 

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